沖縄セルラー電話(那覇市、菅隆志社長)は10日、那覇市松山の本社ビルで新型コロナウイルスワクチンの職場接種を開始し、500人が1回目の接種を受けた。対象は沖縄セルラーと関連会社の社員と親族、代理店の社員など約2千人。18日までに1回目の接種を終え、8月7~15日に2回目を実施する。
職場接種に当たり、社内の会場設営や接種後の急変対応に用いる酸素吸入器などを準備してきた。伊藝一哉人事部長は「問診する医師や接種する看護師など、スタッフの確保に時間がかかった。全日程をスムーズに進めたい」と話した。
沖縄セルラー社員の金城利和さんは「実際に打たれると痛くなかった。県内でも接種が進んで、普通の生活を送れるようになればうれしい」と期待した。