下地島で1時間に114ミリの大雨 観測史上最大(7月14日)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
下地島(資料写真)

 気象庁によると14日、沖縄県宮古島市下地島で午後2時15分までの1時間降水量で114.5ミリを観測した。観測史上最大となった。沖縄気象台によると、湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、猛烈な雨が降った。

 同日の沖縄地方は全体的に晴れていたが、下地島のみ集中的に雨が降り、午前9時から午後4時までの間に下地島空港で161.5ミリを観測した。宮古空港では同13.0ミリ、宮古島市下里では同4.5ミリだった。宮古島市消防本部によると午後7時30分現在、人的.物的被害の報告はない。

 15日の沖縄本島地方と先島諸島は、太平洋高気圧に覆われておおむね晴れ、所によりにわか雨の見込み。