「増加に転じている」と危機感 沖縄でコロナ81人感染(7月18日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は17日、新型コロナウイルスに新たに81人が感染したと発表した。直近1週間の新規感染者数は423人で先週の336人より87人多く、説明した県の糸数公医療技監は「増加に転じていると言わざるを得ない」と警戒感を示した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は27・83人で東京(47・41人)に続いて全国2番目。全国平均も14・58人で増加傾向に転じており、県内、全国ともに感染拡大の傾向にある。

 米軍関係は新たに5人の新規陽性者が確認され合計1538人となった。キャンプフォスターから3人、嘉手納基地、キャンプキンザーから各1人いた。ここ数日で増えた陽性者について米軍は17日までに本紙取材に「追跡調査で独立記念日の集まりと関連する事例はなかった」と答えた。