古堅闘牛組合の結成30周年記念の闘牛大会 猛牛たちが激突


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
封切り戦で勢いよくぶつかり合う幸皇と来福華形=18日午後5時すぎ、うるま市の石川多目的ドーム

 【うるま】古堅闘牛組合結成30周年記念大会(主催・古堅闘牛組合、共催・琉球新報社)が18日午後、うるま市石川多目的ドームで始まった。組合員25人が愛情をもって育てた猛牛たちが大会を盛り上げる。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者数を千人以下に絞って開催された。

 封切り戦は両牛800㌕級の幸皇(シャチおう)と来福華形(らいふくはながた)が登場。幸皇が入場とともに来福華形に突進し勢いよく取り組みがはじまった。

 注目のシーの一番では、古堅モータース☆白龍が復活を懸けてキャリア豊富なきむたか零に挑む。シーの二番は、闘牛界屈指の大ベテラン牛金太郎と荒技牛の前清トガイー琉斗が激突する。シーの三番では、大型特番として沖縄初登場の山中組大力と亜華梨美華月が闘う。

 古堅闘牛組合は1992年に読谷闘牛組合から独立し、組合を結成した。