台風6号「強い台風」に発達か 大東島は午後にも激しい雨(7月19日午前)


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気象庁が発表した午前9時現在の台風6、7号の進路図

◆台風7号も発生

 台風6号(インファ)は19日午前9時、南大東島の南約180キロの海上にあり、1時間に約10キロの速さで北西に進んでいる。20日午前9時には、南大東島の南南西約170キロまで進み、強い台風に発達する見込み。

 沖縄気象台によると、台風6号の中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心の南東側560キロ以内と北西側280キロ以内では風速15メートル以上の強風域となっている。

 19日の沖縄本島地方と先島諸島は、高気圧に覆われておおむね晴れるが、所によりにわか雨があり、大東島地方は、台風の影響で雨の天気となり、所により雷を伴い激しく降る見込み。沖縄本島地方の海上や海岸付近では、20日未明から北の風が強く吹き、沿岸の海域では大しけとなる見込み。

 また、気象庁は同日午前9時、南シナ海の中国大陸近くで台風7号が発生したと発表。今後西に進むため、日本への直接的な影響はないとみられる。