【知事一問一答】ワクチン接種 丁寧に推進を


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4連休から月末まで「集中行動抑制期間」とし、感染リスクの高い行動を控えるよう呼び掛ける玉城デニー知事=21日、県庁(代表撮影)

 21日の記者会見での玉城デニー知事らと報道陣のやりとりは次の通り。

 Q:北部などで市町村と協力して大規模接種会場を設置する考えはあるか。

 玉城デニー知事 配布されているワクチンの接種を丁寧に進めていただき、接種率の向上とコロナウイルスへの備えをしっかりと取っていただければと思う。

 Q:米軍と県民の感染者数増加の因果関係と、米軍に変異株検査を求める考えはあるか。

 糸数公医療技監 変異株検査について米軍に働き掛けているが進んでいない。デルタ株遺伝子分析では県内の流行で、米軍の影響は今のところデータではない。引き続き情報のやりとりを続ける。

 Q:県立施設開館の目安は。

 玉城知事 専門家会議の委員の意見も聞かせていただいて検討する必要がある。できれば8月からは、図書館や美術館、博物館など子どもたちの学びの場として開けていければと思う。そうした場所が、感染拡大の要因は少ないということであれば、エビデンスに基づいて判断されると思う。

 Q:来県者などへの水際対策周知について。

 玉城知事 全国紙の記者の皆さんにも呼び掛けに協力していただきたい。県としても、SNSを活用した呼び掛けに取り組む。誘引するような要素を一つでも工夫しながら検査につなげていければと思う。