「世界自然遺産」決定の瞬間をライブで 26日、沖縄県がネット配信


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ピナイサーラの滝の上から見下ろす緑豊かなマングローブと船浦湾=2020年、西表島

 沖縄・奄美の世界自然遺産登録を決定する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産委員会審議を、沖縄県は26日に日本語と手話の同時通訳を付けてインターネットでライブ配信する。県は「決定の瞬間を見守ろう」と視聴を呼び掛けている。

 世界自然遺産委員会は24~28日、新たな自然遺産の登録についてオンラインで審議し、沖縄・奄美は26日午後6時半ごろになる見込み。県は沖縄・奄美の自然をPRする動画や審議状況のほか、県知事や市町村長のあいさつなどを午後5時半~7時半に配信する。那覇市のほか登録地となるやんばる、西表島などと映像をつなぎ、各地の様子を伝える。

 委員会の進行状況によっては審議が25日午後10時ごろに早まる可能性もある。その場合は県自然保護課のホームページ(HP)で25日午後8時半までに発表し、同様の内容をライブ配信する。

 26日の配信はユーチューブhttps://www.youtube.com/watch?v=xKN7VekTyTMで、アクセスできる。詳細は県自然保護課のHP(https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/shizen/sekaishizenisan/shichoukai.html)まで。