在沖米軍のデルタ株検査 米本国で開始 29検体を発送


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 沖縄県によると、在沖米軍は27日までに、感染力が強い新型コロナウイルスの「デルタ株」について、県内の米軍関係者が感染したかどうかを確認する検査を、米本国で開始した。同日までに29検体を米本国に発送したとの報告が県にあった。

 県内の米軍関係者の感染は7月中旬から増加傾向にあるが、デルタ株かどうかの検査は実施されておらず、専門家らでつくる県の疫学統計・解析委員会は「在沖米軍でデルタ株が流行しているものと推察される」との見解を示している。