県は27日、台風6号による農林水産業の被害総額が4億4199万円となる見込みだと発表した。
このうち水産業の被害は4件で計750万円。いずれも護岸など漁港施設だった。地域別ではうるま市300万円、糸満市100万円、宮古島市150万円、竹富町200万円。本島北部地区はまだ調査中のため含まれていない。
農作物など耕種部門の被害総額は4億3449万円。このうち宮古が2億7137万円(サトウキビ2億5114万円、オクラ1967万円、マンゴー56万円)と最も被害額が大きく、八重山が8574万円(サトウキビ7173万円、オクラ・ゴーヤー・キュウリ821万円、パイナップル・マンゴー580万円)だった。
沖縄本島は北部がオクラのみで6万円、中部が57万円(オクラ・ゴーヤー・キュウリ)、南部が7674万円(サトウキビ7590万円、オクラ・ヘチマ84万円)となっている。