チョコ黒糖やいなりめしに!ユーグレナが県内企業と食品開発 石垣で食体験も


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(手前から)「オイナリアンの『石垣島』いなりめし」と八重山そばの「ユーグレナぬちぐすいそば碧の麺」

 ユーグレナ(東京)は、生産拠点を構える石垣島を中心とした地域貢献活動「ユーグレナ石垣ぬちぐすいプロジェクト」を展開している。県内企業と協業して、微細藻類ユーグレナ(和名・ミドリムシ)やクロレラを使った3食品を開発。石垣島を訪れた人だけが味わえる食の体験を提供するほか、インターネット通販なども模索していく。

 琉球黒糖(糸満市)と開発した「クロレラユーグレナ入りチョコ黒糖」は、チョコレートをブレンドした黒糖にユーグレナとクロレラ粉末を配合。琉球黒糖ウェブサイトなどで販売する。40グラム、税別180円。

 沖縄風いなりずしのトキなりフーズ(宜野湾市)は、ユーグレナとクロレラ粉末、カシューナッツ、ピスタチオ、石垣の塩で酢飯を味付けし、油揚げには八重山黒糖を使用した「オイナリアンの『石垣島』いなりめし」を発売。石垣島内のキッチンカーで移動販売している。1パック2個入り、同318円。

 彩友美リゾート(石垣市)の「ユーグレナぬちぐすいそば碧の麺」は、ユーグレナとクロレラ粉末をブレンドした緑色の八重山そば。220グラム、同220円で麺を販売するほか、石垣島を中心に飲食店13店舗でメニューが楽しめる。