沖縄・奄美の世界自然遺産登録を受けて全日本空輸(ANA)は29日から、記念ロゴシートを貼った機体の運航を始めた。28日夜、那覇空港の格納庫でシートを貼る作業が公開された。那覇空港を拠点にする航空機整備会社「MROジャパン」の整備士らが、「祝」の文字と登録地域の地名が書かれたシートを、機体前方に丁寧に貼り付けた。
対象機材はANAのB787、B737、DHC8―Q400と、ANAホールディングス子会社のピーチ・アビエーションのA320。沖縄本島と離島を含めて国内を運航する。
ANAあきんど沖縄支店の前田功太さんは「各地をつなぐ航空会社として、沖縄の魅力を発信できればと思う。自然環境の保護や地域創生に貢献していきたい」と話した。