沖縄ステーキ地域ブランド構築に向けた推進協議会「COOKS」の設立総会が2日、那覇市のジャンボステーキハンズ国際通り牧志店で開かれた。肉フェスなどのイベントや認定ロゴ入りグッズの販売を通して「沖縄ステーキ」の魅力を県内外に広く発信し、消費拡大を目指していくことなどを確認した。
発足メンバーは「ジャンボステーキハンズ」のステージングアップ沖縄、「ステーキハウス88」の沖縄テクノクリエイト、「キャプテンズイン」のキャプテンズグループ、「やっぱりステーキ」のディーズプランニング、「ステーキハウスOK」の沖縄K,Zダイニングの県内5社。
県内には7月末現在で152のステーキ店があり、協議会は本年度中に20社の加盟を目指す。
会長に就任した仲本貴博氏(ステージングアップ沖縄社長)は「沖縄ステーキをブランディング化した上で、独自の食文化を広げたいという同業者同士の思いが一致した。課題や面白い取り組みなどを共有し協力しながら、最終的にはステーキを食する人口パイを広げたい」と語った。
総会はオンラインでも配信した。会員から、経済団体が中心となって立ち上げた「オキナワブルーパワープロジェクト」に参加し新型コロナウイルスワクチン接種者を優遇する案や、酒税のように県内での輸入牛肉の関税軽減措置を行政に求める案などが挙がった。