気象庁によると5日午前9時現在、那覇市の西南西約90キロの海上にある熱帯低気圧はゆっくりとした速さで北に進んでいる。中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。今後24時間以内に台風となる見込みで、6日にかけて沖縄地方と奄美地方に接近し、その後、7日から8日にかけて西日本から東日本に接近するおそれがある。
この熱帯低気圧により沖縄地方と奄美地方では、うねりを伴って波が高く、しける所がある。6日にかけて予想される最大風速は、沖縄地方、奄美地方で18メートル。最大瞬間風速は25メートル。
また、大気の状態が非常に不安定となり雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込み。6日午前6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、沖縄地方は150ミリ、奄美地方は100ミリとなっている。
沖縄本島地方では5日から6日にかけて東または南西の風が、大東島地方では6日から南西の風が強く吹く見込み。
5日の沖縄本島地方で予想される最大風速は15メートル。最大瞬間風速は23メートル。
6日は沖縄本島地方で最大風速が18メートル。最大瞬間風速は25メートル。大東島地方では最大風速は15メートル。最大瞬間風速は25メートルとなっている。
気象庁は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風や落雷に注意するよう呼び掛けている。
4日に発生した台風9号は5日6時現在、台湾の西の南シナ海にあり、ゆっくりとした速さで北北東に進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心の南側390キロ以内と北側280キロ以内では15メートル以上の強風域となっている。今後、予想される進路を南にとった場合、9日かけて先島諸島に接近する見込み。
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