「どうだ 銅メダルだ」 宜野湾のダジャレ看板も屋比久選手を祝福


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屋比久翔平選手の銅メダルを祝福し看板を設置する知名康司さん=5日午前、宜野湾市の真栄原交差点

 沿道の「ダジャレ看板」で知られる沖縄県宜野湾市真栄原の交差点に5日、新たな1枚が設置された。「やったね!翔平 どうだ 銅メダルだ」。東京五輪レスリンググレコローマンスタイル77キロ級で銅メダルに輝いた屋比久翔平選手(26)は真栄原で育ち、今も両親が暮らす。県勢初の快挙に地域も活気づいている。

 ダジャレ看板は、宜野湾市議の知名康司さん(66)が自治会長だった十数年前に始めた。「犯罪はゼロ 演歌はジェロ」など、その時々の話題や時事ネタを絡め、多いときには35枚ほどを地域のあちらこちらに掲げ、道行くドライバーらを楽しませてきた。

 屋比久選手をネタにした看板は「翔平 野球だけじゃなく レスリングにもいます」など、これまでも複数設置。屋比久選手自身、宜野湾市の2018年市勢要覧に掲載されたインタビューで「真栄原十字路近辺にあるダジャレ看板も大好きです」とコメントしている。

 息子が屋比久選手と同級生という知名さんは、快挙について「子どもたちに夢を与えてくれたし、自分の看板の創作意欲も刺激された。本人が落ち着いたら地域でお祝いをしたい」と喜んだ。