「3年以内に甲子園に出場する」 神谷氏がエナジック野球部監督に 浦商を全国4強に導いた経験も


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エナジックスポーツ高等学院硬式野球部の監督に就任した神谷嘉宗氏(中央)=5日、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒル

 4月に名護市瀬嵩に開校したエナジックスポーツ高等学院(玉城英彦学院長)は5日、硬式野球部の監督に美里工や浦添商などを率いてきた神谷嘉宗氏(66)が就任すると発表した。同日、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒルで行われた記者会見で神谷氏は「機動力のあるチームをつくり、3年以内に甲子園に出場する」と目標を語った。

 神谷氏は1981年に八重山高監督に就いて以来、中部商などで監督を歴任。2008年には浦添商を全国選手権で4強に導いた。11年から美里工監督に就き、7月の選手権沖縄大会を最後に退任した。学院は県高野連に加盟申請手続き中で来年4月以降の公式戦出場を予定している。

 学院は野球とゴルフで世界レベルで活躍するアスリート育成を目指しており、通信制の星槎国際高校(札幌市)と連携し、高卒資格も取得できる。寮も併設。問い合わせは同校(電話)0980(45)9022。