挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介(4)美里、比嘉、木場


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(10)美里大雅 投手

美里大雅投手

 沖縄大会3回戦で、初登板ながらノーヒットノーランをやってのけた急成長株。先発を任された決勝は、ピンチを招き、三回途中で降板し「ふがいない結果で終わったので、挽回するためにも甲子園でしっかり投げたい」と気を吐く。打者に考える隙を与えないテンポ良い投球が身上で「ぶれずに自分の投球を見せたい」と大舞台でもこれを貫く。右投げ右打ち、178センチ、3年。城北中出。


(11)比嘉丈人 外野手

比嘉丈人外野手

 沖縄大会の準々決勝に9番・左翼で先発し、3打数3安打1打点の活躍を見せた。左右に打ち分ける器用なバットコントロールで相手を揺さぶる。中学は硬式野球の大矢ベースボールクラブでエースナンバーを背負った。強肩の持ち主でもある。中学3年でヤングリーグウインターカップでチーム初優勝を達成するなどの実績を残し、実力は十分。右投げ右打ち、179センチ、3年。北中城中出。


(12)木場飛和太 外野手

木場飛和太外野手

 広角に打ち分けられる打撃センスを誇る。沖縄大会の2回戦では6番に入って安打を放つなど貢献し、憧れの舞台への切符をつかんだ。爆発力にも定評がある。3回戦以降は出場機会に恵まれなかったが、甲子園の舞台での活躍を誓い、バットを振り込んできた。中学時から野手、捕手を務めた経験もあり、守備でもマルチな才能を発揮する。右投げ左打ち、176センチ、3年。伊良波中出。