挑む甲子園  沖尚ナイン登録メンバーを紹介(5)玉寄、照屋、高嶺


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玉寄宥斗

(13)玉寄宥斗 一塁手

 快活な性格でチームをもり立てるムードメーカー。沖縄大会の出場はなかったが、外野まで響く野太い声はチームの士気向上に一役買っている。努力家で練習から常に全力で取り組む。チームが掲げる全国優勝を成し遂げるため、貪欲な探究心で仲間に声を掛け、情報を共有しさらなる進化を追い求める。初の甲子園も声を武器に勝利に導く気概だ。右投げ右打ち、173センチ、3年。宜野湾中出。


照屋里樹

(14)照屋里樹 捕手

 「中学生の甲子園」と称される軟式野球の全日本少年大会に、3年時に高嶺秀都とバッテリーを組んで出場し3位と健闘した。今夏の沖縄大会の出場はなかったが、聖地の舞台に立つ姿をイメージし、いつでも出場できるよう日々バットを振り込む。守りでは層の厚い投手陣を好リードし、正確なスローイングで進塁を防ぎ攻撃へ良い流れをつなげる。右投げ右打ち、168センチ、3年。三和中出。


高嶺秀都

(15)高嶺秀都 投手

 もう一人の副主将としてチームを引っ張る。沖縄大会は登板こそなかったが「声で周りを引っ張る意識」と、枯らす程のかけ声でプレーする選手を鼓舞する。練習からその意識は変わりなく人一倍、声を張り上げる。投手層の厚い中で「登板機会は少ないけど、いつでも登板できる準備はしている」と全国制覇の目標を見据えブルペンで肩を温めている。左投げ左打ち、172センチ、3年。三和中出。