挑む甲子園  沖尚ナイン登録メンバーを紹介(6)仲宗根、仲村渠、知花


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仲宗根大斗

(16)仲宗根大斗 投手

 春の県大会では、定評のある変化球で打者を手玉に取るなど力投を見せた。中学3年時にU―15アジアチャレンジマッチで日本代表に選出された。西東京代表の東海大菅生には、東風平中でバッテリーを組んだ福原聖矢がいる。甲子園で再会する約束を交わしていたと言い、元“相棒”と、対戦することも楽しみにしている。右投げ右打ち、180センチ、2年。東風平中出。


仲村渠叶夢

(17)仲村渠叶夢 内野手

 中学では1番・遊撃手として活躍した。俊足好打を身上にする。中学3年時に日本少年野球春季全国大会に県代表で出場するなど全国でプレーした経験を生かし、初の甲子園メンバー入りを勝ち取った。埼玉代表の浦和学院で2年ながらエースナンバーを背負う宮城誇南とは、小中からの好敵手。宮城に負けじと練習に余念がない。右投げ右打ち、168センチ、2年。北谷中出。


知花慎之助

(18)知花慎之助 捕手

 最後の背番号を勝ち取ったのは、メンバーただ1人の1年で期待の捕手。小学校から扇の要としてプレーし、投手陣のリード、強肩を生かした正確な送球に定評がある。外野も兼任する。小中とリードオフマンを務めた経歴もあり、鋭い選球眼に勝負強さも持ち合わせている。次の沖尚を担う期待の選手として、聖地の舞台に立つ。右投げ右打ち、172センチ、1年。宜野湾中出。
 (おわり)