河野沖縄相「誇り高まることに期待」　県勢の五輪躍進に敬意を表す

　【東京】河野太郎沖縄担当相は10日の閣議後会見で、8日に閉幕した東京五輪で、空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒選手ら県勢の躍進について「沖縄県民の誇りが高まることにつながれば」と期待を寄せた。河野氏は、喜友名選手や野球で「金」の平良海馬選手、レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で「銅」の屋比久翔平選手ら県出身選手のメダルラッシュに触れ、「よかった」と笑顔を見せた。

　「集中力を切らさず努力し続けたアスリートの皆さんに敬意を表したい」とした上で、「沖縄でもさらにスポーツが振興し、健康増進につながる。あるいは沖縄県民の誇りが高まることに期待したい」と沖縄振興への波及効果を強調した。