沖縄県内で10歳未満の感染者が2.24倍増 新規入院数も今週末800人超か


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 沖縄県疫学統計・解析委員会は11日までに、2~8日の新型コロナウイルス感染者3712人の内、10歳未満が406人で先週(7月26日~8月1日)と比較して2.24倍に増加したと公表した。1人の感染者が何人に感染させたかを示す実効再生産数は1.52で先週の2.62から下がったが、感染拡大が続くため、今週の新規感染者は3500~5千人、入院患者は今週末までに800~900人へ増加すると推定した。

 感染者の年代別では、20代が985人(27%)と最多で、30代676人(18%)、40代522人(14%)となり、20~40代で58.8%を占めている。10代以下では、小学生が257人と多く、学童クラブでの感染事例もあるという。

 入院中の中等症や重症の患者が増加しており、入院の判断や重症者への医療提供も厳しくなっているという。県内では、感染力の強いデルタ株にほぼ置き換わったとみられるという。