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ゲーム内の通貨やアイテムを、実際にお金を払って購入することを「課金」と呼びます。
課金することで、ゲームのキャラクターが強くなり、レアなアイテムをゲットできるので、お小遣いを使って課金したことがある人も多いのではないでしょうか。
課金の方法は「クレジットカード決済」「携帯料金とまとめて支払い」「コンビニで前払い式のカードを買う」など複数あります。
課金が発生する際は課金用のパスワードの入力などが求められますが、まれにパスワードの入力をせずに課金ができてしまう【※1】ことがあります。
そのため、気がついたら保護者のクレジットカードに数十万円の課金請求が来てしまう…というトラブルも頻繁(ひんぱん)に発生しています。
おうちの人とあらかじめ設定やルールを確認してみましょう。
※1 パスワードの入力をせずに課金ができてしまう … すでにクレジットカード決済を設定している保護者とアカウントを共有している、課金の際のパスワード入力をスキップするように設定しているなどの理由で、うっかり高額課金できてしまうことがあります。ここは子ども以上に保護者が気をつける部分なので、気になる方はおうちの方に「間違って高額課金されないように、設定を確認してみて!」とみんなからお願いしてみましょう。
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おすすめの課金方法は前払い式のカード【※2】を購入することです。1500円から課金用のカードを選んで買うことができます。
この方法だと、その瞬間にお金を支払うので使いすぎてしまうことが減りますし、何よりレジで支払うので「お金を使ったこと」を実感します。
皆さんが大人になる頃には、今以上にネット上での決済が当たり前になっているでしょう。そのため、身の丈にあった「課金」は必要な社会勉強です。お金持ちの友人や、(仕事としてゲームをしている)YouTuberが何度も課金するのを見て、「このくらいの課金は当たり前」と影響されるかもしれませんが、適切な課金額は人それぞれです。
保護者と課金のルールを話し合ってみてください。
※2 前払い式のカード … 正式には「POSA(ポサ)カード」と呼びます。コンビニや家電量販店で購入することができます。ゲーム機やスマホの種類によって使えるカードが違う点に注意する必要があります。購入する際は、種類を間違えないようにしましょう。
【プロフィル】
モバイルプリンス / 島袋コウ スマートフォンアドバイザー、フリーライター。沖縄県サイバー防犯PR大使を務め、スマホやインターネットの活動講座を学校などで実施。本連載をまとめた著書「しくじりから学ぶ13歳からのスマホルール」(旬報社)も発売中。