ふれあい公園が開園 環境学習の拠点に 那覇・南風原環境施設組合


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環境の杜ふれあい公園の開園式でテープカットをする城間幹子那覇市長(中央)ら=7月16日、南風原町新川

 【那覇・南風原】那覇市・南風原町環境施設組合が南風原町新川に整備を進めてきた「環境の杜(もり)ふれあい公園」がおおむね完成し、7月16日に開園式があった。公園は複合施設「環境の杜ふれあい」の北東側に隣接している。約3万6千平方メートルの敷地内に、約1600平方メートルの芝広場と約8900平方メートルの多目的広場、58台分の駐車場を備えている。

 同組合はごみ焼却場「那覇・南風原クリーンセンター」(南風原町新川)を管理している。公園整備はクリーンセンター周辺のまちづくり事業の一環として2013年度から始まった。今後は遊具や照明などを整備して25年度に完成する予定。公園の総事業費は約10億円。

 同組合管理者の城間幹子那覇市長は「公園が環境学習の拠点となり、豊かな地域づくりにつながることを祈念する」と述べた。

 芝広場の利用は有料で、同組合への予約が必要。問い合わせは同組合(電話)098(882)6701。