コロナ臨時病床施設の確保を市に要請 那覇市議会、立民・社大会派


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
城間幹子市長(左から3人目)に要請書を手渡す與儀喜邦会長(同2人目)=18日、那覇市役所

 【那覇】那覇市議会の会派「立憲民主・社大」の與儀喜邦会長らが18日、城間幹子市長を訪ね、市民を対象とする新型コロナウイルス患者の、臨時病床施設の確保を要請した。要請書では入院調整中の40代男性が8月に自宅で死亡したことにも触れ「臨時病床施設の確保が急務だ」としている。

 城間市長は患者が入院するまでの間、受け入れる「入院待機ステーション」などを例に挙げて「われわれにできることについて県をサポートしている」と説明した。上原快佐幹事長は「一時待機所はあるが、野戦病院的な機能を持った施設が必要だ。福井県に事例がある。那覇市で先取りして動いてもいいのではないか」と話した。