東京パラ開幕 陸上車いすに県勢 上与那原「平常心で」喜納「感謝と喜び胸に」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左から)上与那原寛和、喜納翼

 東京パラリンピックへの県勢出場は、4大会連続となる陸上男子車いすT52の400メートルと1500メートル代表の上与那原寛和(SMBC日興證券)=写真(左)=と、初めてパラに出場する陸上女子車いすT54マラソン代表の喜納翼(タイヤランド沖縄)=同(右)=の2人。

 上与那原の400メートルは東京の国立競技場で27日に予選、決勝を行い、1500メートルは29日に決勝を実施する予定。上与那原は開会式に先立ち「平常心で頑張ります」とコメントした。

 喜納の女子マラソンは大会最終日の9月5日午前6時40分から、国立競技場を発着点に行われる。喜納は「感謝の気持ちと走れる喜びを胸に頑張ります」と意気込んだ。

 毎年、大宜味村で合宿を張る瀬立(せりゅう)モニカ(江東区カヌー協会)はカヤック女子シングル200メートルに挑む。9月2日に予選、4日に準決勝、決勝が実施される。「今まで支えてくださった全ての人に感謝して、めっちゃ頑張ります」とコメントした。