入院待機所への陸自派遣の期間延長を要請 コロナ対応で沖縄知事


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自衛隊に災害派遣の期間延長を要請したことを発表する玉城デニー知事=25日、県庁(代表撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、玉城デニー知事は25日、陸上自衛隊第15旅団に対し、入院待機ステーションへの看護官ら5人の災害派遣を延長するよう要請した。陸自は県の要請に応じて12日から看護官ら5人を派遣している。当初は25日までの予定だったが、知事の要請を受けて9月8日までとする。

 県は災害派遣について「入院待機ステーションで230人以上を受け入れているが、今後も増加が見込まれる中、県内外の看護師確保などで体制が整うまでの間、医療支援の延長を要請する」と説明している。

 陸自第15旅団は23日、派遣業務の一環として看護官らを送迎したり、衣服を洗濯したりする「管理支援隊」の業務を報道関係者に公開した。