ジェットスター、関西―下地島路線を廃止 12月予定


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「ジェットスター・ジャパン」の航空機(資料写真)

 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1月から運休している関西―下地島路線の廃止を6月に国土交通省に届け出ていたことが25日、同社や国交省への取材で分かった。

 国交省によると、廃止は冬ダイヤ期間中の12月を予定している。

 同社によると、航空需要を踏まえ、他社との競争激化で成田と中部両空港に機材を集中させ、事業を強化する必要があると判断した。

 同社は1月、新型コロナの影響で成田―庄内(山形県)のほか、中部発着の新千歳や鹿児島など6路線の廃止を国交省に届け出た。1年間運航しない路線は廃止手続きが必要といい、同社は「需要動向をみながら各路線の再開を検討する」としている。
(共同通信)