人事・内閣府(9月1日) 沖縄担当審議官に大塚氏


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(上段左から)大塚幸寛氏 原宏彰氏 水野敦氏 (下段左から)望月明雄氏 田中愛智朗氏

 【東京】政府は27日の閣議で、内閣府の9月1日付の幹部人事を決めた。県関係では沖縄政策を担当した別府充彦内閣府審議官が退官し、後任に大塚幸寛官房長(59)が就任する。宮地毅政策統括官(沖縄政策担当)が官房長に就任し、後任に原宏彰沖縄振興局長(58)が、原氏の後任には水野敦大臣官房審議官(54)がそれぞれ就く。

 政府は同日までに、水野氏の後任に望月明雄総務省大臣官房企画課長を充て、吉住啓作沖縄総合事務局長の後任に田中愛智朗内閣府大臣官房政府広報室長を充てる人事を内定した。関係者への取材で分かった。

 【内閣府審議官】
 大塚 幸寛氏(おおつか・ゆきひろ)早大卒。1986年旧総務庁採用。内閣府賞勲局長などを経て19年7月から官房長。神奈川県出身。

 【政策統括官(沖縄政策担当)】
 原 宏彰氏(はら・ひろあき)東大卒。87年旧総務庁採用。内閣官房内閣審議官を経て19年7月から沖縄振興局長。大阪府出身。

 【沖縄振興局長】
 水野 敦氏(みずの・あつし)東大卒。90年旧大蔵省採用。政策金融課長を経て19年7月から内閣府官房審議官。神奈川県出身。

 【大臣官房審議官】
 望月 明雄氏(もちづき・あきお)京大卒。91年旧自治省採用。内閣官房内閣参事官を経て2020年7月から総務省大臣官房企画課長。茨城県出身。

 【沖縄総合事務局長】
 田中 愛智朗氏(たなか・あいちろう)東北大卒。87年旧総務庁採用。内閣府沖縄総合事務局次長を経て19年7月から内閣府大臣官房政府広報室長。青森県出身。