仮想空間で一万人エイサー 国際通りで踊りや太鼓叩きも可能に


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「一万人のエイサー踊り隊2021オンラインINバーチャルOKINAWA」のイメージ(あしびかんぱにー提供)

 国際通りを仮想現実(VR)空間上で再現する「バーチャルOKINAWA」を運営するあしびかんぱにー(那覇市、片桐芳彦社長)は27日、「一万人のエイサー踊り隊2021オンラインINバーチャルOKINAWA」を9月4日午後3時から開催すると発表した。

 一万人のエイサー踊り隊は、毎年夏に国際通りで開催されていたが、2020年と21年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止された。

 同社はVR空間の「VRChat」内で、参加者がアバターを通して国際通りを探索できるバーチャルOKINAWAを運営しており、感染リスクのないVR空間内で実施を決めた。

 当日は空間内がお祭りのような雰囲気となり、屋台では実際に沖縄の物産品を購入できる。

 4日午後3時から、ステージで沖縄伝統芸能のパフォーマンスが行われ、午後7時からエイサー演舞が始まる。

 ヘッドマウントディスプレイやVR機器を装着した人はエイサーを踊ることができる。他の参加者も空間内に設置された太鼓やパーランクーをたたくことが可能。