休校や学校再開の判断について意見交換 知事と県議会各派


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 玉城デニー知事ら県三役と県議会各会派代表者による意見交換会が27日、県庁で開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での学校再開について意見を交わした。

 会議は非公開。意見交換会後に取材に応じた赤嶺昇議長によると、多くの会派が休校や学校再開についての基準を県として示すよう求めた。感染者数が高止まりする現状では夏休みの延長や臨時休校をする必要があるとの意見も一部会派から出たという。

 玉城知事は意見を参考にすると述べるにとどめたという。

 意見交換会は、与野党が一致して県に求めた。

 赤嶺議長は県が意見交換会の公開に難色を示したとして「オープンにして県民にやりとりを見せ、判断をしてもらった方が良いのではないか。今後も積極的に意見交換したい」と述べた。