![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202108/04b7c0bc5af2c6149c0e985f8a5618eb.jpg)
記者会見に臨んだ上与那原の一問一答は次の通り。
―パラリンピックを終え今の気持ちは。
「銅メダルを二つ取ることができた。うれしい思いと(伊藤選手がクラス変更となり)ちょっと複雑な思いがあるけど、メダルを取れたことに感謝したい」
―今大会の意義は。
「トラック種目では自分にとって初のメダルになった。そこは今後に向け、また一つのスタートラインになった。しっかり重みを受け止めていきたい」
―沖縄から応援している人も多くいた。地元への思いは。
「守り神のシーサーが守ってくれて、取れたメダルだった。応援してくれる人も含め、みんなが一つになれた大会だった。感謝の気持ちを込めて、沖縄にメダルを持ち帰りたい」
―大会を終え、自身や家族へのご褒美は。
「家族はいつも『何事もなく健康で帰ってきてくれたらいい』と言ってくれる。沖縄に帰り、自宅でみんなで話をしながら、おいしいものを食べたい」
―障がい者スポーツはなかなかやる場所が少ない。普及に向けた思いは。
「各地域には必ずスポーツ協会がある。もし関心があれば、障がいを持ちながらスポーツをしている人が地域にいるかを確認してみてほしい。協会などでも体験会を開催し、そこに来てもらう。そういったことを一つ一つやっていくことが、大きな舞台に道が開くきっかけになると思う」