ワクチン、県立学校教職員の56%が1回目接種済み 県教委が報告


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 県教育委員会は8月31日の県議会臨時会の本会議で、8月上旬までに県立学校教職員の56.7%が新型コロナウイルスのワクチン接種(1回目)を受けていると明らかにした。約23%が接種を予定しているとしており、約8割の教職員がワクチンを接種する。金城弘昌県教育長が呉屋宏氏(沖縄・自民)に答えた。

 県教委によると、接種を希望しない教職員の調査は実施していない。金城教育長は市町村立学校の教職員の接種人数は把握していないとした。一方で、大城玲子保健医療部長は8月29日現在、県設置の接種会場で県立学校以外も含めた2968人の教職員がワクチンを接種したとした。

 新型コロナ感染者やその疑いのある遺体の火葬場受け入れについて糸数公保健衛生統括監は「18日までの聞き取りで、(県内火葬場)21カ所中15カ所で受け入れ可能との回答があった」と説明。防護服などを火葬場に配布しているとした。総務企画委員会で島尻忠明氏(沖縄・自民)に答弁した。