経済
沖縄経済ニュース

那覇―久米島を90分で結ぶ 町が高速船実証実験「新たな交通手段に」

那覇―久米島間を90分で結ぶ高速船。実証実験で久米島町関係者らが乗船した=1日、那覇市の泊ふ頭

 【久米島】那覇―久米島間を90分で結ぶ高速船の実証実験が1日、実施された。久米島町関係者らが乗船し、那覇市の泊ふ頭と同町の兼城港を2往復した。町関係者は「新たな交通手段になる」と就航実現に向けて期待を寄せた。

 実証実験は同町、同町商工会、同町観光協会が第一マリンサービスに依頼し実現した。所要時間や快適性などを実証する。全長約27メートル、乗員240人、最高速度約80キロのジェットフォイル(噴射推進式水中翼船)の船舶を鹿児島からレンタルした。2日も同様に実施する。

 町は今年2月、商工会、観光協会、久米商船、町民らで構成する「高速船導入検討委員会」を立ち上げた。就航に向けて維持管理費や採算性などについて協議している。導入時期は未定だが、今回の実証結果を踏まえてさらに協議を重ねていく。

 同町商工会の大道敦会長は「高速船導入で観光に力を入れたい。民間ベースで動き、予算もある程度めどは立っている。早ければ年明けにも運航したい」と前向きな姿勢を示した。同町観光協会の平良博一会長も「高速船は非常に魅力的だ。アフターコロナを考えると、入域観光客数を増やすための新たなオプションとなる」と語った。

 那覇―久米島間の交通手段は現在、航空便の他に、久米商船が運航するフェリー琉球とフェリー海邦がある。所要時間は3時間半となっている。



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス