普天間の7月離着陸は前月より半減673回 常駐機6割以上減少


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普天間飛行場

 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、7月に米軍普天間飛行場で航空機が離着陸などした回数は673回で、6月の1431回から半分以下に減った。常駐機の離着陸回数が6月(1160回)比で6割以上減った。昨年7月の全体(1194回)比でも53%減少している。

 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時以降の夜間飛行は、6月の49回から26回となった。外来機は6月の271回に比べ18.8%少ない220回だったが、昨年7月(167回)より31.7%多くなっている。外来の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは8回の離着陸があった。

 常駐機は昨年7月(1027回)より55.9%少なかった。

 内訳はCH53E大型輸送ヘリコプターが最多の187回、オスプレイが109回、AH1Z攻撃ヘリ82回、UH1Y多用途ヘリ56回が続いた。