琉銀が新たな通帳アプリ 出入金10年分の確認が可能に


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「りゅうぎん通帳アプリ」のイメージ(琉球銀行提供)

 琉球銀行(川上康頭取)は7日に、スマートフォン用無料アプリ「りゅうぎん通帳アプリ」の提供を始める。2019年公開の「りゅうぎんECOアプリ」の後継。登録可能な口座の対象を増やし、口座残高や入出金明細の照会に、見たい明細を絞り込めるキーワード検索機能を新たに追加している。

 琉銀は環境保全の立場からペーパーレスを推進しており、紙の通帳からアプリへの切り替えを呼び掛けている。紙通帳との併用はできないが、入出金明細が最大で10年分確認することができ、データの出力なども可能となっている。

 新アプリはこれまでの普通預金に加え、貯蓄貯金、総合口座定期預金(一部除く)が対象に加わった。これまで搭載されていたVisaデビット関連の機能はなくなっている。

 対象は、琉銀のキャッシュカードを持つ個人で、ネットサービスを利用する際に必要な「りゅうぎんID」の登録が必要となる。各スマホのアプリストアからダウンロードできる。

 琉銀の担当者は「シンプルで使いやすくなっている」と話した。問い合わせはフリーダイヤル(0120)911510。