猛烈な台風第14号は、10日3時にはフィリピンの東の北緯16度35分、東経124度55分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径85キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。また、中心から半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風第14号は今後進路を次第に北西に変え、12日から13日にかけて沖縄地方に接近する見込み。
沖縄地方の沿岸の海域では、10日からうねりを伴い波が高まり、11日からしけや大しけとなる見込み。台風の進路によっては先島諸島で、11~12日にかけて暴風となり、沿岸の海域は大しけとなるおそれがある。沖縄気象台は、早めの対策をするよう呼び掛けている
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