1メートル級のタイワンハブ捕殺 名護や今帰仁で


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タイワンハブ

 【名護】タイワンハブはもともと日本には生息しなかった外来種だ。盆明けも沖縄県名護市為又や今帰仁村諸志で1メートル級の個体が捕殺されている。1970年代に複数の施設が輸入し、飼用した個体が脱走、遺棄されて野生化。1993年に名護市の為又、中山で初めて定着を確認した。その後本部町、今帰仁村をはじめ恩納村周辺に急速に定着したとされる。

 咬傷(こうしょう)時の毒量は少ないが、毒性は在来のハブより強く毒牙も長い。かまれると身体深く毒が注入されるため、症状は深刻だという。

 (崎浜宏信通信員)