金武町長選、山川氏が出馬表明　8年ぶり選挙戦へ

　【金武】2022年4月3日投開票の金武町長選に向け、町観光協会長で新人の山川宗仁氏（44）が14日、町内で会見し出馬を表明した。「若さと突破力で『世界一住みたい町』を実現したい」と語った。町長選は現職の仲間一氏（66）が3期目を目指し出馬を表明しており、8年ぶりに選挙戦となる見通し。

　山川氏は子どもの学力などを課題に挙げ「通信の活用など公の力でできることがある」と強調。「スーパーシティ」国家戦略特区への応募に意欲を示した。

　山川氏は1977年4月、町金武出身。沖縄国際大卒。カフェ経営などを経て19年から保育園副園長。20年から町観光協会長、第5次町総合計画後期基本計画審議会長を務める。