沖縄銀行、持ち株会社OFGの認可取得 頭取が社長兼任、10月1日に移行


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沖縄銀行(資料写真)

 沖縄銀行(山城正保頭取)は17日、銀行持ち株会社「おきなわフィナンシャルグループ(OFG)」の設立について、金融庁の認可を取得したと発表した。10月1日付で設立登記を申請する予定で、銀行に代わって同日付で東京証券取引所第1部と福岡証券取引所本則市場に上場する。

 OFGは社長を山城頭取が、会長を玉城義昭沖銀会長が兼任する。資本金は200億円。

 新体制移行で沖銀はOFGの完全子会社となる。OFGは持ち株会社としてグループ経営の管理・監督に特化し、迅速な意思決定や事業領域の拡大、コーポレートガバナンス(企業統治)の強化に取り組む。

 金融庁は17日、OFGのほか、北国銀行(金沢市)の持ち株会社「北国フィナンシャルホールディングス」、十六銀行(岐阜市)の持ち株会社「十六フィナンシャルグループ」の設立も認可した。いずれも10月1日付で設立する。

 福井銀行(福井市)による福邦銀行(同市)の子会社化も認可した。