藤木さんラジオ、あす終了 ROKで570回、11年間放送 沖縄思う人々、延べ2000人紹介


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藤木勇人さん(本人提供)

 うちなー噺家(はなしか)・志ぃさー(藤木勇人)さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「ハイサイ!藤木勇人のヤマトde沖縄タイム」(月曜午後8時から9時、ラジオ沖縄)が20日、フィナーレを迎える。2010年10月から放送は570回を数え、本土で活躍する沖縄人や沖縄に思いを寄せる本土の人など、述べ2千人以上を紹介してきた。

 志ぃさーさんは「3年くらいは続くだろうと始めたが、スポーツ選手に芸能人、学者とありとあらゆる人がいて、ネタが尽きずに11年がたった」と出会いの日々に感謝をにじませる。

 番組は、志ぃさーさん自らラジオ局に企画を持ち込んだ。番組枠を買い取り、番組制作に加え、スポンサー集めにも奔走した。しかし、来春始まるNHK朝の連続テレビ小説に出演するなど多忙となることから、休止を決意した。

 戦後沖縄で最初のアナウンサーになった川平朝清さんがゲストの回は、米施政下の沖縄の放送史に触れ、人物史の背景にある沖縄の歴史を読み解いた。日本民藝館が所蔵する幻の布「桐板(とぅんびゃん)」をはじめ、戦前に柳宗悦が収集した琉球王朝時代の工芸品を紹介するなど、東京に残る「戦前の沖縄」の姿も伝えた。

 20日放送の最終回はディズニーアニメ映画の声優を務め、近年はミュージカルでの活躍が著しい屋比久知奈さんがゲスト出演する。