本部が1点差で逃げ切る 終盤、名護商工の猛追かわす 高校野球秋季大会


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本部―名護商工 2回裏本部1死満塁、先制の二塁打を放ち、塁上で喜ぶ渡久地竜之進=27日、名護市のタピックスタジアム名護

 本部は二回に長短打で畳み掛けた。塁を埋めて9番渡久地竜之進が左越えの2点適時打で先制。その後も打線がつながり一挙7得点。終盤の名護商工の猛追を逃げ切った。渡久地は「早い打球を、と思って振り抜いた結果。うれしい」と初戦突破を喜んだ。

 単打で塁を埋めて長打で返す。二回は鮮やかな先制劇だった。好機で回った上位もきっちり仕事をした。しかし以降は単発が続く。18安打を積み上げたが10残塁。次第に投手陣が崩れ、1点差まで詰め寄られた。渡久地康介主将は「途中からプレーが雑になった。反省、修正して次に臨みたい」と気を引き締めた。

 単打で塁を埋めて長打で返す。二回は鮮やかな先制劇だった。好機で回った上位もきっちり仕事をした。しかし以降は単発が続く。18安打を積み上げたが10残塁。次第に投手陣が崩れ、1点差まで詰め寄られた。渡久地康介主将は「途中からプレーが雑になった。反省、修正して次に臨みたい」と気を引き締めた。


 高校野球の第71回県秋季大会第3日は27日、名護市のタピックスタジアム名護などで1回戦残りの9試合を行い、2回戦進出校が出そろった。宮古総実・宮古工・八重山商工の連合チームは14―3で那覇商を退けた。北山は10―0で宜野座に、今夏の選手権大会に出場した沖縄尚学は読谷に10―0でそれぞれ完封勝利した。本部は11―10で名護商工に、北谷は3―2で西原との僅差のゲームをものにした。そのほか向陽は中部農林に9―7、浦添が那覇工に13―0、那覇が宜野湾に9―1、嘉手納が北部農林に15―3で勝利した。