自宅敷地に闘牛が…「モゥ~逃げません」 警察も出動、700キロ巨体確保 うるま


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沖縄本島の闘牛(資料)

 【うるま】28日午後、沖縄県うるま市石川の住民が自宅敷地内に牛がいることに気付き、警察に通報した。近くで飼われている体重約700キロの闘牛で、警官が現場に駆け付けると、綱を引きずりながら、てくてくと移動し、別の民家敷地に入ったところだったという。

 牛主の知人らが続いて駆け付け、通報から15分後に闘牛を捕獲した。人的、物損被害はなかった。

 牛主の男性が近くの敷地で、くいに縄を掛けて運動させていたところ、縄がほどけて逃げたという。石川署の内里貢副署長は「けが人がいなくて幸いだった。今後はしっかり管理して育ててほしい」と話した。