沖銀の持ち株会社OFG発足 山城社長「金融の枠を超え未来開く」


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設立セレモニーで記念撮影する玉城義昭会長(左から4人目)、山城正保社長(同5人目)ら=1日、那覇市久茂地の沖縄銀行本店

 沖縄銀行は1日、持ち株会社(ホールディングス)体制に移行し、銀行持ち株会社の「おきなわフィナンシャルグループ(OFG)」が発足した。OFGの傘下に沖銀、おきぎんリース、おきぎんジェーシービー、おきぎん証券、おきぎんエス・ピー・オーを置き、事業領域の拡大を図る。

 1日付で設立したOFGは、沖銀に替わって東京証券取引所第1部、福岡証券取引所本則市場に上場した。東証の初値は2781円、終値は2701円。

 OFGの初代社長に山城正保沖縄銀行頭取が就いた。那覇市久茂地で開いた設立セレモニーで、山城社長は「地域社会の持続可能な成長をけん引するため、金融の枠を超えて沖縄の輝く未来を切り開く存在でありたい」と語った。