純利益60億円目標 OFG中計、24年3月期


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おきなわフィナンシャルグループ(OFG)

 沖縄銀行の持ち株会社おきなわフィナンシャルグループ(OFG、社長・山城正保沖縄銀行頭取)は1日、2021年10月~24年3月を期間とする第1次中期経営計画を発表した。持続可能な開発目標(SDGs)の観点を踏まえた地域密着・地域貢献をグループの経営理念とし、24年3月期には連結純利益60億円を目指すことにしている。計画最終年度の目標として、連結ROE(自己資本利益率)4%程度、連結OHR(経費率)70%程度、連結自己資本比率10%程度の達成を据えた。

 1日付で設立したOFGの役員体制は、山城社長と玉城義昭会長(沖銀会長)が代表権を持ち、専務を金城善輝沖銀専務が務める。取締役に就いた前沖銀監査役の伊計衛氏、社外取締役に就いた細見昌裕氏、安藤弘一氏、当山恵子氏の4氏は、監査等委員となる。常務執行役員を、伊波一也、高良茂、佐喜真裕の沖銀常務3氏が務める。中期経営計画では「グループガバナンスのさらなる高度化」を基本方針に据えた。(1)地域社会をけん引するグループ力(2)マーケットインによるサービスの提供(3)グループ経営資源の最適化(4)グループの成長をけん引する人材育成―の四つの戦略に取り組むことで、金融をコアとした総合サービスグループとして、地域社会の持続可能な成長への貢献を図る。