昔ながらの黄色いカレーも 母の味守る3世代「はつみ食堂」 愛されて47年


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(左から)長女の高安美和さん、女将の高安きよ子さん、次女の冨着紗由利さん=9月15日、浦添市屋富祖のはつみ食堂店舗前

 【浦添】沖縄県浦添市屋富祖にある「はつみ食堂」は、地域に愛され親子3代で創業47周年を迎えた老舗店だ。

 現在の女将・高安きよ子さん(62)が母で創業者の大城初子さん(故人)の店を引き継ぎ、長女の高安美和さん(38)と次女の冨着紗由利さん(35)の3人で店を切り盛りしている。人気メニューは昔ながらの黄色いカツカレーや、煮付け定食、三枚肉入り豆腐ちゃんぷるーが評判で、昔からの常連客や女性客も多い。

 「娘2人が助けてくれるので頼もしい」と自慢するきよ子さんは「お客さんから『おいしかった、また来る』と言われるのがうれしい」と話す。美和さんは「久しぶりに来たお客さんに『昔と変わらないおいしい味』と褒めてもらった」と話し、先代のレシピで味を守り続けている。

 営業時間は、午前11時~午後3時(コロナ禍のため変動あり)。土・日・祝日定休。問い合わせは、はつみ食堂(電話)098(876)3035。
 (喜納高宏通信員)