松野官房長官が沖縄基地担当相　再任の岸防衛相は「日米同盟を強化」

　【東京】再任となった岸信夫防衛相は4日、首相官邸で会見し、今後の日米関係について、外務・防衛閣僚協議（2プラス2）を年末に控え「米国との関係は大変重要だと思う。日米同盟を強化できるよう、しっかりやりたい」との考えを改めて示した。

　同じく再任の茂木敏充外相も同日、首相官邸で会見した。茂木外相は中国の脅威を念頭に、インド、太平洋地域でパワーバランスが変化している現状に言及し「日本が提唱する『自由で開かれたインド・太平洋』を東南アジア諸国連合（ASEAN）との協力など、さまざまな枠組みで進めたい」などと話した。

　松野博一官房長官は同日、沖縄基地負担軽減担当相の兼務を発表した。安倍政権下の官房長官時代に同担当を務めた菅義偉前首相から3代続けての就任となった。