今帰仁村役場の新庁舎が着工 2023年から利用開始予定


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2022年11月の今帰仁村新庁舎イメージ図(提供)

 【今帰仁】今帰仁村役場新庁舎新築工事の起工式が9月28日、村仲宗根(現庁舎北側)で行われた。式には久田浩也村長や座間味薫村議会議長らが出席し工事の安全を祈願した。

 現庁舎は1962年に建てられた。築年数が59年となり、老朽化による安全面の不安や、窓口の分散化による住民利便性の低下などの懸念があった。

 新庁舎は地上3階地下1階建て。建築面積は約1420平方メートル、延べ床面積は約3895平方メートル。現在、教育委員会や保健センターが別の建物に入っているが、同じ庁舎へ行政機能を集約する。1期工事で2022年11月末に完成予定。引っ越しを行い23年1月に供用開始する。同年4月からの2期工事で現庁舎を解体し駐車場を整備する。

 久田村長は「新庁舎は、住民サービスの向上や村民交流の促進を図ることができる。村の新たな発展を生み、育み、村民に愛される庁舎となる」と期待を寄せた。
 (新城孝博通信員)