2学期制を取り入れている沖縄県内の小中学校の多くで8日、1学期の終業式があった。
西原町立西原小学校(大庭真由美校長)では、体育館で終業式を開いた。新型コロナウイルスの感染対策で、同校は児童代表あいさつをする2年と4年が体育館、他の学年は教室からリモートで式に参加した。大庭校長は1学期を振り返り、「毎日どこかの教室で感動することが起きていた。感動いっぱいの西原小の1学期だった」とあいさつした。
6年3組では担任が「よくがんばりました」と声を掛けながら「よい子のあゆみ」を児童らに手渡した。児童の1人(12)は「苦手だった教科も楽しく学習できた。楽しかった」と話した。別の児童(12)は「成績表が◎ばかりだった。厳しめに評価されると思っていた」と驚いていた。
同校は夏休み延長や臨時休校の影響で秋休みが5日から3日に短縮された。2学期は12日から始まる。