エンタメ
WEBプレミアム

琉球新報と「沖縄あの人この人」がコラボ!お笑い芸人のけいたりんさんと新聞【WEB限定】

琉球新報のマスコットキャラクターりゅうちゃんと一緒に琉球新報をPRするお笑い芸人のけいたりんさん(プロパン7)=7日、那覇市

 YouTube動画「沖縄あの人この人」シリーズでもおなじみの沖縄のお笑いコンビ「プロパン7」のけいたりんさん(上原圭太さん)。沖縄の何気ない日常を一人芝居で「再現」する動画は「あるある」と好評だ。そこで記者は沖縄の新聞もけいたりんさんが演じる日常の中にあるはず…と考えた。鋭い観察眼で日常風景を見つめるけいたりんさんは新聞をどう見ている?どこを見ている?10月15日から始まる新聞週間にちなんでインタビューした。(田吹遥子)

■けいたりんが沖縄戦の記事を読む理由

 1面、社会面、スポーツ面、ジャンルごとに複数の面で構成されているのが新聞の特徴だ。けいたりんさんに好きな面を聞くと「テレビ欄」と即答した。新聞の顔とも言われる「1面」の裏面にある「ラジオ・テレビ欄」通称「ラ・テ欄」。番組表をテレビでみられるようになっても、1面よりラ・テ欄の方を先に読むという読者も多いのではないだろうか。けいたりんさんは「新番組はどんなのかな、とチェックしますね。そこは子どもの頃から同じ感覚ですよね」と語る。

 お笑い芸人の傍ら「上原圭泰」名義で舞台の脚本も手がけるけいたりんさん。よく読むのは「沖縄戦の証言記事」だという。

 2018年、沖縄戦当時の県知事島田叡氏を描いた舞台「島守のうた~あした天気にしておくれ~」でも脚本を担当した。「島田知事は英雄と評価されますけど、本当にその面だけなのか、とか。戦争や歴史をテーマにした脚本を書くときは、一方向にならないように気をつけています」「いろんな人の見方を参考にするために、新聞に掲載されている沖縄戦の証言は本当によく読みますね」


琉球新報を読むお笑い芸人のけいたりんさん(プロパン7)=7日、那覇市

■ポーク缶をくるんだ新聞紙にぬくもり

 けいたりんさんは2019年1~6月まで、琉球新報のコラム「南風」の執筆を担当していた。新聞との思い出の一つにそのコラム執筆を選んでくれた。

 コラムには熱狂的なファンがおり、反響は「かなりあった」と話す。

「コラムなのに漫才のネタのように書いた時があって、そのときは『よかった』と激励もありました。でも無難に書いた回は『もっとやれ』と。文章はひらめきだけじゃなくて、構成も大事なんだなと思いました。とても楽しかったです」

 

 新聞にまつわる記憶はもう一つある。 沖縄を離れ、東京の大学に通っていたけいたりんさん。沖縄出身者が住む「南灯寮」で暮らしており、時々実家から食料品などが送られてきた。 「(送られてきた段ボールの中には)シーチキン缶やポーク缶をくるむ新聞が入っていました」。インターネットが発達していない時代。沖縄の情報は家族や友人からの電話や手紙くらい。荷物の緩衝材として入れられた沖縄の新聞を読みふけったという。「沖縄にいるときは気にもしない記事でも、県外で読むとぬくもりを感じました」

 

■新聞は「コミュニケーションツール」

 お笑い芸人でもあり脚本家でもある、けいたりんさんにとって新聞とは「幅広い世代の人とつながるためのコミュニケーションツール」だと話す。

「例えば、若者はツイッターのトレンドなどから情報をとって共有したりするけど、その上の世代…お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんは新聞読んで情報を仕入れていますよね。その上の世代と情報交換するために大事なものだと思います」


「新聞はコミュニケーションツールのひとつだ」と話すお笑い芸人のけいたりんさん(プロパン7)=7日、那覇市

 

■「天気図大きくして」「お笑いコンクールを」

 琉球新報の紙面に求めることを聞くと「気圧配置をまぎまぎー(大きく)にしてほしい」との要望が返ってきた。ネット上によく掲載されている動く天気図より、紙面で見たいという。「台風の時の気圧配置とか、昨日はこうで今日はこうなったと、2日間の動きが分かる天気図を載せてほしいですね」

 さらに琉球新報で毎年恒例の「琉球古典芸能コンクール」にちなんで「お笑いコンクールも開催してほしい」との提案も。「1位を決めるコンテストはあるんですけど、コント部門の新人賞とか芸歴が長い芸人に賞をあげたりとか、コンクールがあって紙面に名前が載ったらいいなあ」

 


動画の中で新聞を読むおばーを演じるけいたりんさん

■けいたりん「沖縄あの人この人」と琉球新報がコラボ■

 沖縄の日常にある「あるある」な人や場面をけいたりんが再現する動画「沖縄あの人この人」が琉球新報とコラボしました!沖縄の暮らしの中にある新聞。けいたりんさん演じるおかーやおとー、おじい、おばあたちの日常のどこかに琉球新報紙面が登場します。新聞にまつわる「あるある」なエピソードをぜひご堪能ください!

※動画は21日まで毎日朝5時に、琉球新報YouTubeチャンネルで配信します。

15日配信の動画はこちら↓




関連するニュース








  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス