沖縄モノレール3両化に向け全19駅で駅舎改修へ てだこ浦西駅で安全祈願祭


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沖縄都市モノレールの車両3両化に向けたホームドア設置と駅舎改修工事の安全祈願祭に参加する関係者ら=14日、浦添市のてだこ浦西駅ホーム(シネマ沖縄提供)

 沖縄都市モノレール(ゆいレール、渡慶次道俊社長)は14日、車両3両化に向けたホームドア設置と駅舎改修工事の安全祈願祭を、浦添市のてだこ浦西駅ホームで開いた。

 3両化に伴い、ホームに車両が停車する時の位置などが変化するため、始点の那覇空港から終点のてだこ浦西駅まで全19駅について、既にホームドアの増設や交換の工事を実施している。ドアの増設に伴い、駅舎の一部を回収する工事も行っている。

 同社は、新型コロナウイルス感染症の収束後に見込まれる乗客の増加に備えて、輸送能力を増強するために3両編成車両を導入する。2023年度中に新造車両2セットの運行を開始する。最終的には新造車両4セットと、現在使用している2両車両を3両に改造した5セットを導入し、合計9セットを運用する。

 同社によると、現在の2両編成車両の定員は170人で、3両編成では86人増加して256人となる。