筋力が神!「人間こいのぼり」36秒 世界初のギネス記録に 沖縄の仲舛さん


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ギネス世界記録に認定された北中城村仲舛美希さんの「人間こいのぼり」=北谷町

 【北中城】両手で棒をつかんで体を水平方向の姿勢にキープする「人間こいのぼり」で、沖縄県北中城村の仲舛美希さん(30)がこのほど、36秒の記録でギネス世界記録に認定された。仲舛さんは「まさか自分ができるなんて」と驚きながらも、喜んでいる。

 記録挑戦は5月15日に北谷町の安良波公園で実施されており、8月17日に「ギネス・ワールド・レコード」に正式認定された。

 仲舛さんは世界で初めて同種目のギネス記録認定者となった。前例者がいないため、標準記録の30秒を超えることが条件となった。

 仲舛さんは公園器具などで自重トレーニングや健康づくりを行う「ストリート・ワークアウト沖縄」のメンバー。トレーニングの様子を動画でSNSにアップしていたところ、動画を見た人からギネス挑戦を勧められたという。

 本番当日は自己記録をも同時にたたき出した。

 仲舛さんは「仲間と出会って今回の目標を持つことができた。ギネスに挑戦することでストリート・ワークアウトの認知度も広がればという思いだった」と話す。ストリート・ワークアウト沖縄の仲宗根典秀代表(35)は「メンバーみんな自分のことのように喜んでいる。コロナ後には(練習場所の)安良波公園でお祝いしたいです」と共に喜んだ。

(長濱良起通信員)